代表挨拶
MESSAGE
会長挨拶
金納興業株式会社の起源は、金納秀司会長の実父である金納伊之助が大正13年(1924)に三潴郡蒲池村(現柳川市東蒲池)で始めた焼麩の事業です。
伊之助は、新町にあった焼麩製造元に弟子入りして技術を習得し、若くして独立しました。
金納興業株式会社は、2021年12月で会社創立60周年を迎えることができました。
創業からしますと97年、花莚(はなむしろ)の製造からしますと65年になるかと考えます。その間、多くの良き人々に出会い、助けられ、多くの社員の協力もあって今日があることに対し、深く感謝しております。
私が小学校(国民学校)4年生の時に太平洋戦争がはじまりまして、中学校(旧制)2年生の時に終戦となりました。この頃は食料が少なく、兄弟8人がいる中で父母も経済的に大変苦労をしていましたし、一時期は貧しい時期がありました。
私は三男という立場でしたので、物がこんなにない時に働いた方がいいのではないかと考え、畳表の生産を思い立ちました。そのため学校も中退いたしました。それが起点となり、色々な仕事に繋がって今日に至ったのであります。
若い時にはもっと大きな会社にと希望を持って努力してきたつもりですが、今になってもう少し学校に行って勉強をしておくべきだったと、後悔もしている所です。一方では、中学を退学して早く仕事をしていてよかった、という思いが交差しているところです。それでも何とか90歳まで健康で仕事をさせていただき、ありがたいことだという満足感はございます。
当社が創立60周年を迎えたことを記念し、私も初心を思い起こしながら健康に留意し、社員ともども誠実に職責を果たし、社会のため、お客様方のご信頼に応え続けて参る所存です。今後ともご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2022年4月
創立者・金納興業株式会社
代表取締役会長 金納秀司
社長挨拶
皆様が安心・安全・幸せに生活していくうえで、重要とされる「食糧の自給」について、それに携わる畜産飼料・食品業界へのニーズに合った資材やノウハウを供給することを目指します。
2020年11月には、鶏卵部GPセンターにて総合衛生管理HACCP認証を取得しました。今後、人口減少や感染症そしてロシアのウクライナ侵攻は、日本経済の幅広い業界への長期的な影響が懸念されます。
当社としては、お客様が日々喜びを感じ豊かになっていただく努力をして参ります。また、今まで以上に多方面との共存共栄も必要であると考えます。
2022年4月
代表取締役社長 金納三男